中学受験塾に皆勤してもうまくいかない原因(現行指導の問題点)
現行の塾指導に問題点はないのか
現行の塾の指導には、問題点はないどころか、問題点だらけです。 問題点だらけだからこそ、6年生直前期になっても穴だらけなのです。「塾の言うことに従っていたら大丈夫」と思って過ごしていたら、取り返しがつかなくなります。子供を守れるのは保護者しかいません。
量が多すぎて、消化できない。
これは大多数の受験生・保護者が直面する問題でしょう。 塾は、通常の小学生の能力では到底消化できない量を与えます。 消化率が悪くなり、翌週への積み残しが増えると、またその週の内容が理解できなくなって、さらに消化率が悪くなります。 こうして積み残しが雪だるま式に増えていくわけです。 ではなぜ塾はこんなにたくさんの量を与えるのでしょう。それは、量を増やす以外手段がないからです。 塾は上位校の合格者のシェアの獲得競争で勝たなくてはいけません。団体戦で他塾に勝つためには、他塾に負けないほどやらせるしかないのです。これくらいの量を与えて消化できる生徒じゃないと、塾にとっては戦力として使い物にならないという考えがあるのかもしれませんが。
平凡な者が、塾の指導で受験に勝つには、質が足りない。
塾にいけば消化できないほどの膨大な量を与えられますが、それでも中学受験で求められるものと比べれば、塾で教えられる内容では足りません。量的に足りないというのではなく、質的には遠く隔たりがあります。その差を埋めるのは、生徒の能力にかかっています。
拘束時間が長すぎて、聞き漏らしの連続。
このように大手塾のカリキュラムは、膨大な量を与える競争になっています。この膨大な量を消化するために指導時間つまり塾の拘束時間がどんどん増やされるわけです。6年生になったら、受験勉強以外何もできません。習い事などもってのほかです(これだけ時間を費やしても消化不足というのは、私は根本的にやり方が間違っているように思えてならないのですが)。保護者から見れば、授業時間が多い方が良いサービスだと思うかもしれません。でも私にはそうは思いません。なぜなら授業時間が長くなるほど聞き漏らしが増え、実にならない無駄な時間が増えるだけだと予想されるからです。 ただ椅子に座って授業を楽しむことはできるかもしれません。ですが、大事なことをもらさずキャッチできるかというと、聞き漏らしはどうしても出てしまいます。 一つの授業にそれが何度もあれば、その授業は無駄です。 私はもっと少ない時間で授業を済ませ、生徒に自宅でマスターする時間をより与えた方が有効ではないかと思います。
塾が教えること
塾の教えることは、一言で言えばすべて知識です。 算数は違うように思うかもしれませんが、算数だって、その問いに対する模範的結果論的解法という知識が与えられるのです。 決して技術ではありません。 国語の読解だって解答だって根拠だって押し付けですから、与えられるのは模範解答とその根拠という知識です。それ以外の教科分野は言うまでもありません。 知識を教えるというより、紹介するに近いかもしれません。 知識を覚える、身に付けるということに関しては生徒に任されており、塾のやる範疇ではありません。中学受験に求められるもの
中学受験に求められるものは、一定の制限時間のもとで、出題した問題に対してなるべく多くの正答を与えられた解答用紙に記述することです。競技に近いものと、私には考えられます。このように考えれば、結果論的知識を大量に紹介することがいかに質的に足りないか、容易にご理解いただけるのではないでしょうか。 塾のやっていることは、野球選手に対して「こういう球が来たらこういうふうに打て。またこういう球が来たらこんなふうに打て」と教室で大量の投球データレジュメを与えて指導するようなものです。このような練習で、初めて対戦する投手を相手に試合して勝てるのでしょうか。
塾に行っても、生徒が解決しなくてはいけないこと。
要解決事項ダメ塾ダメ指導者にひっかからないチェックポイント。
こういう授業に気をつけよう!保護者や生徒の話を聞くと、同じ看板を出す大手塾であっても、教室校舎によって、その実態は異なるようです。 同じ塾同じ校舎の教師でも、お話にならないほど、低いレベル・モラルの教師も存在します。塾としては評判の良くても、担当教師がどうなのか、そういう視点で受験対策を練る必要がありそうです。
→親だけが知らない中学受験塾の実態(参考)